その後、オイディプースは、長い間テーバイをもっとも幸運に統治した。しかし、多年の後、怖ろしい災いが生じて、国を重く圧迫した。非常に多くの市民が死んで、王は、当時預言者のなかで最も著名なテイレシアースを呼び寄せた。そして災いの原因を明らかにするよう命じた。すると賢者は言った、オイディプースがすべての悪いことの原因であると。父を殺し、母をめとったのであるから。そのときに、イオカステーは、近くでオイディプースのいうことを聞いて、自ら首をくくって死ぬ。
オイディプースは神々の神託は、むなしい偽りではまったくないことを遅まきに知って、両目をえぐった。不幸になり、故国を出て、相続権を奪われて、アンチゴーネをいっしょに復讐の女神たちの神域、アッティカのコロノスにへ逃げる。そこでテセウスは盲目の嘆願者を親切に受け入れた。
その場所でわずかの後、老人はあらゆる種の受難と苦痛に弱められて、亡くなる。
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